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ビジネス著作権検定BASIC

今後ますます重要度が増すビジネスにおける著作権の意識

ビジネス著作権検定BASICは、ビジネスに関する資格を全般的に主催している株式会社サーティファイによる資格試験です。

サーティファイが主催している資格は情報処理やWeb制作に関する分野、業務に使用するアプリケーションソフト使用など普遍的な業務に役立つ分野に特化していることが特徴です。

ビジネス著作権検定BASICは近年重要度が増してきている知的所有権に関する知識を学ぶためのもので、ビジネスの場において案外疎かにされがちな権利について正しい法知識を備えることができます。

知的財産とは、発明、考案、植物の新品種、意匠、著作物その他人間の創造的活動によって生み出されること全般について発生するものです。

ビジネスにおいては商標や商号、商品に付随するブランド、さらには商品に使用されている技術までもが含まれてくるので、どのような業種・業態で働く人であっても無関係ではありません。

Webに関する業務を行っていく人ならはますますその知識は重要で、近年問題になっている文章や写真、イラストなどの転用など、今後は厳しく調査や規制を受けていくことでしょう。

ビジネス著作権検定BASICは既にWeb業界にいる人も、これからWeb業界に入ろうと思っている人も、少なくともこのくらいは知っておいてもらいたいというレベルの大変実用的な資格です。

ビジネス著作権検定BASICの試験概要

ビジネス著作権検定BASICは受験資格は特になく、学生から社会人まで誰でも自由に受験ができます。
試験は「BASIC」「初級」「上級」の三段階で構成されており、順番に受験をしていくことが望ましいです。

入門教育として位置づけられているのが「BASIC」で、出題範囲は「著作権とは何か」や「著作権で保護されるもの」「著作権は誰が持つか」といったようなごくごく基礎的な部分のみです。

既に法律系の学校を卒業した人などからするとやや簡単すぎる印象もあるので、あくまでも法律の初学者向けのものと思った方がよいでしょう。

試験に合格するまでに必要とされる学習時間の目安は10~12時間と短いものなので、実際の試験は初級からとして、BASIC部分は公式テキストを学習するのみというふうにするのもよいかもしれません。

出題は○☓式の二択問題であり、公式サイトから模擬問題をいくつか試すことができます。
合格率は平均65%程度なので、難し過ぎることもなく通常の業務をしながら空き時間を利用して取得する資格としても便利です。

会社や学校から団体で受験を申し込むことができるようにもなっているので、人事の仕事をしている人にも知っておいてもらいたいです。