情報検定

情報処理とその活用技術を身につけるための資格

情報検定(J検)とは、一般財団法人職業教育・キャリア教育財団の検定試験センターが主催している情報処理の資格です。

試験は民間資格として行われていますが、文部科学省の後援を受けており2006年12月から本格的に実施されるようになりました。

試験は「情報システム」「情報活用」「情報デザイン」の3つが主な区分となっており、なりたいIT人材の方向性に応じて選ぶことができます。

いずれも現在の社会状況にそったマルチメディアの利用方法について実務に踏み込んだ内容となっているので、取得をすることでスキルアップやキャリアアップに直接的に役立ちます。

「情報システム試験」では、プログラマやSEとして勤務をしようと考えている人に対しての基本的な情報処理の問題が出題されます。

プログラミングを通して何かを創るということを重視しており、システム全体を俯瞰しながらプログラムをするためのスキルを学習していきます。

「情報活用試験」では、インターネットを利用してデータを収集しそれをどのように使っていくかという情報リテラシーを学習していきます。

情報の利用や活用においてはセキュリティやリスク管理といったこともまた重要です。
そこで情報活用試験ではネットワーク化された環境における情報の利用方法についてを多方面から勉強します。

「情報デザイン試験」は、情報を受取りそれを伝えるための能力を身につけるための試験です。
ネットワークを通じてできることは、情報を受け取るということと同時に発信することです。

情報デザイン試験ではこの受信と発信の両方を適切に行うための分析力・論理力・表現力・説得力についてを学び、自ら情報発信を適切な形で行うことができる人材を育成します。

これら3つの試験は1級~3級までの段階がそれぞれに設定されているので、目指す方向とレベルからどういった順番で受験をするかを考えていくのがよいでしょう。

業務全般に使用できる汎用性のある資格

情報検定の資格試験が向いている人は、企業で勤務をする人全般と言えます。
少なくとも業務でパソコンを使用する機会が多い事務系の職種においては、どんな業界でも必ず役に立つスキルとなります。

実際に情報検定を受験した人の内訳を見てみると、一般企業の会社員の他、情報処理の専門職やシステム開発者までさまざまです。

それ自体がプログラミングの検定のように細かな技術力を問うようなものではないのですが、基本的なネットワークの知識があり、適切に使用ができるということを強くアピールすることができます。

将来的に情報処理技術者試験を受けたいと思っている人の土台となる資格としても広く使用されています。