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Webプロデューサー試験

Webサイトの立ち上げから運営までを全般的に担当する仕事

Webプロデューサーとは、Webサイトの立ち上げを含むWeb上のプロジェクト全般について制作進行を監督する仕事です。

Webサイトは個人でも簡単に作れますが、きちんと収益を上げるビジネスとして運用するためには、事前にどのような形で作成をしどうやってビジネスにつなげていくかということをしっかり計画をしていかなければいけません。

クライアントとなるお店や企業の移行を汲み取り、どういった方法でサイトを作成し、どんなプログラムを使用し、またWeb以外にどういったメディア展開をしていくかということを総合的に考えていくには専門的な知識のあるマネジメント役が必要です。

一つのWebプロジェクトを行うためには、Webディレクター、Webデザイナー、Webエンジニアなどといった複数の役割がありますが、そのまとめ役として最高責任を負うのがWebプロデューサーです。

WebディレクターがWebそのものを制作するための進行役となるのに対し、Webプロデューサーは更に大きな視点でクライアントに営業をかけてプレゼンをしたり、Webを利用したビジネス活用を提案したりといった広い範囲を担当します。

そのためWebプロデューサーとして就業するためには、Web全体に対しての知識だけでなく、それを使用したビジネスやメディア展開についても詳しく知らなくてはいけません。

Web検が行う「Webプロデューサー 」の資格試験

Webに関わる人のための資格を主催している民間団体である社団法人全国日本能率連盟登録資格Web検定では、「Webプロデューサー」試験を行っています。

試験対象とされているのは、実際にWebプロデューサーの業務を行っている人のほか、企業の広告・マーケティングを担当者、営業企画や広報担当者、もしくは今後Webプロデューサーへの転職を考えている人です。

試験において出題されるのは、インターネットにおけるビジネスの種類や内容、集客方法など全般的な範囲です。
Webそのものの構成についても出題がありますが、全体としては技術的なことではなく営業やマーケティングに関することが大半です。

受験は特に期日はなくいつでもCBT方式によるオンライン受験が可能です。
資格の有効期間は2年間なので、期間超過後には再び試験を受ける必要があります。

試験対策用に公式テキストが販売されているので、過去の公式問題集と合わせて手に入れ学習をしていけば合格はそれほど難しくはありません。

ただし試験全体の合格率は17.87%と低めの実績となっているので、いつでも受けられるからと油断をしていると何度も受験をすることになってしまいます。