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ITパスポート試験

幅広い知識が必要とされる

ITパスポート試験はiパスと略されることがあります。
今の時代、IT関係の知識を持っていることが必須となりつつあり、英語力と共に国際化社会で勝ち抜くためには必要不可欠なスキルとなっています。
様々な資格がある中、ITパスポート試験の実施者は経済産業大臣ですので国家資格です。

スキルレベルは1~4の4段階に分けられ、認定内容はIT関係関連の知識の他、マーケティングや法務、経営戦略など幅広い知識が必要となります。
応募者数はここ数年で急激に伸びており、平成21年には12万人弱だったものが、昨年度の発表では累計61万人と膨れ上がっています。
それほど一般的な資格として認識されていることを物語っているのです。

資格取得によるメリット

資格を持つことのメリットは、就職に有利ということが全般的に言えますが、IT関係の資格は持っていなければ就職に不利になりつつあります。
ITの知識が無ければ経営戦略にも参加できず、人材価値を上げる事が難しくなります。
人材としての付加価値としてというよりも、むしろ必須の資格となりつつあるのです。

資格を持つ事でビジネスに大いに活用する事が可能となります。
マーケティングやコンプライアンス、人材育成に役立ち、企業にとっても大きな利益となりえます。
学生の場合は国家資格を持っていることで、希望の企業への就職も可能性が高くなり、自分自身の知識としても大きな財産となるのです。

対象となる人材

受検対象者は年齢性別、職業に関係なく幅広い年齢層や立場の方が受験しています。
10代から40代の内最も多いのは20代ですが、他の年齢層も均等に存在します。
また、社会人と学生の比率もほぼ同等で、社会人の場合の業種もIT系は半数で、残り半分はIT系ではありません。

また特筆すべきは高校生による受験者数が多く、非社会人の内35%を占めているのです。
これらの統計情報はIT系パスポート試験の公式サイトでも公表されているので、受講者の詳細を確認する事が出来ます。

試験内容

試験時間は165分で、問題数は100問です。
出題形式はPCで行うCBT方式で、4択です。
経営全般に関する問題が35問、マネジメントに関する問題が20問、IT技術に関する問題が45問という内訳となっており、1000点満点中600点以上が合格となります。

出題範囲についてはサイトで確認する事ができ、各分野ごとに細かく設定されています。
試験の流れについても、フローチャートでわかりやすく説明されているので、迷う事がありません。
注意すべきは受検手数料の支払いで、クレジットカードを利用する場合は問題ありませんが、コンビニ払いの場合申込みから3日以内に店舗で支払わなければ無効となってしまいます。
尚、バウチャーを利用できるので、事前に購入しておくと良いでしょう。