職業病

Webディレクターの職業病

Webディレクターには職業病というものがあります。
職業病というのは、その仕事をしている人特有の癖で、
いいものもありますが悪い癖である場合が多いです。

まず第一に、何かしら物事に遭遇した場合、その過程を
頭の中でシミュレーションする癖を持っている人が多いです。

そしてどのようにすれば効率的に物事をこなすことができるかを
頭の中で考え、どれだけ良い方法論で作業をこなすかどうかが
大切であるかどうかが目的となります。

これはこの仕事を行っている人にとってみれば、
もしかしたらこれは職業病と呼ぶに相応しいものかもしれません。
もちろん、個々で違いはあるでしょうが、仕事の中だけでならまだしも、
プライベートでも何かあるたびにこのような思考になってしまうことも
あるためかなり厄介なところがあります。

完璧主義

物事における過程に対しての感覚が薄いことから、完璧主義に陥りやすいところもあります。
いかに上手くこなすかということを第一に考えてしまうことからこのようなことになると言われています。
また、人に対して良く見られたいという思いから目的以上の大きな目標を立ててしまうことが
多いとも言われています。

完璧主義の人は見栄を張っている多くの人は物事に対して他人の評価が
気になってしまうところがあるため、時に自分を置いてけぼりにしてしまうこともあります。

あくまでも自分を見ないで良い評価を得るためだけに行動を行うといったところがあり、
自尊心という名のプライドよりも先に自信というプライドが先に来てしまい、結果的に自尊心を
傷つけてしまうという傾向もあります。

一見、完璧主義は仕事をしっかりこなすという意味で良いことのように感じますが、
短所として考えられる方が多いようですね。

参考:完璧主義を脱皮した人ほど、オトナになれる「All About」

大事なところ

では、こうしたところで気をつけるべきところですが、
自分で立てた小さな目標を達成していくということしかありません。
それはあくまでも自分にとって当たり前のことを目標とすることを心がけるといいでしょう。

とにかく何でもいいので、1つずつハードルを越えていくことによって、
プロセスを大事にするということも感じていくことができますし、
大きな目標達成には小さな目標が必要と言うことも実感できるでしょう。

職業病というのは誰にでもあるもので、
Webディレクターの場合はこうしたものであるのがたまたまなだけです。
何が悪いというわけではなく、こうした性質を持っている人がいるわけであり、
それはある種個性とも言えるものであり、問題はどのようにしてそれと上手に
付き合っていけるかどうかということだと言えます。